事業企画
Planning & Coordination Office
事業部の合理化を図る購買業務
サプライヤーとのWin-Winな終着点を探る
法学部 卒
情報電子化学部門 光学製品事業部 業務部 購買チーム
経歴
2016年
情報電子化学部門 光学製品事業部 業務部 業績管理チーム
光学製品事業部の業績管理
2018年
情報電子化学部門 光学製品事業部 業務部 購買チーム
光学製品事業部に関する原料・資材の調達
Q 住友化学を志望した理由について教えてください。
就職活動時、最初に考えたのが「スケールの大きい仕事がしたい」ということでした。自分の携わる仕事が、社会や人々に大きなインパクトを与えるような会社で働きたいと思っていました。B to Bの会社を中心に企業研究をしていくうちに、さまざまな製品の基盤となる素材を製造する化学メーカーを知りました。「自社の技術を通じて、新しい世の中の常識を創造していくことができる」というところに、壮大なスケールと大きな魅力を感じました。
化学メーカーの中でも、私が最も興味をひかれたのが当社でした。会社説明会で、「肥料製造から始まり、現在では多くの事業部門に分かれ、さまざまな製品を世の中に送り出している」という会社発展の歴史を聞き、将来性を感じたからです。「時代のニーズに合わせて柔軟に製品を作り変えながら、社会と共に発展していける会社である」と確信し、入社を決意しました。
Q 現在の業務について教えてください。
現在は、光学製品事業部 業務部の中の購買チームに在籍しています。
購買といっても単純にものを買うのではなく、価格の交渉、サプライチェーンの整備・管理、サプライヤーとの共同開発案件の進捗管理、契約の締結など、業務は多岐にわたります。また、私たちのような事業部門の中の購買チームのほかに、購買部という部署もあります。どちらも原料や資材を購入する業務を行っていますが、間接部門の購買部が購入するのはどの事業部門でも必要となるような汎用性の高い原料や、規模の大きな資材・設備で、私たち事業部門の購買チームは、より事業部に特化した原料・資材を中心に購入しています。
異動する前は、同じ事業部の業績管理チームに2年間在籍し、文字通り光学製品事業部の業績管理を担当していました。毎月の売上高や営業利益を取りまとめ、それを基に短期(直近3ヵ月)・中期(1年)・長期(2~3年)の業績予想を作成し、この先起こりうる事態や事業の展望を明らかにすることで、今後の経営判断の一助となる情報を提供することが目的でした。この業務に携わったおかげで「事業部の損益が何で決まるのか」「損益を改善するためには何が必要なのか」がわかるようになりました。現在は、原料購入の立場から「損益を改善するためには何が必要なのか」を考え、実行しています。
Q 業務のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
合理化を行うことで事業部の損益に貢献できる点にあると思っています。
購買は、成果が目に見える仕事です。例えば、原料を安価で購入できれば、それが事業部の損益に直接的に数字として反映されます。その手法として、サプライヤーとの価格交渉のほか、場合によっては原料を共同開発したり、技術サイドとの協力の下、サプライヤーを二元化し価格競争を促すこともあります。こうした、さまざまな手法を駆使して原料の適切な購買を達成し、事業部の損益に貢献できたときの達成感は、格別なものです。
Q 仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
大切にしていることは、二つあります。
まず、一つ目は「レスポンスを早くすること」です。これは私自身も経験したことですが、依頼をしてもその返答がなければ、依頼主は不安に思ってしまいます。依頼した案件が進んでいるか否かだけでなく、それ以前の「依頼が伝わっているか否か」も把握できず、仕事の進行が遅れるばかりか、コミュニケーションの面でも齟齬をきたしかねません。それを念頭におき、迅速に対応し、なるべく直接会って回答することを心がけています。
そして、もう一つは「論理的に仕事をすること」です。サプライヤーとの価格交渉を行う際、はじめから当方の要望が通るとは限りません。サプライヤーにとっても、当社にとっても双方が納得のいく取引をするには、相手の同意を得ることが重要です。そのために必要なのは、同意してくれるだけの明確な理由と、お互いが利益を享受できる「適切な落としどころ」の2つで、これらを武器として交渉に臨むことを心掛けています。
Q 今後の目標について教えてください。
現在の仕事にも、とてもやりがいがあると感じていますが、将来的には他の業務にも携わりたいとも思っています。具体的には二つあり、一つは企画の仕事、もうひとつは海外赴任です。
企画の仕事といってもさまざまですが、私はもともと「スケールの大きい仕事がしたい」という思いがあって入社したこともあり、新製品の企画・開発やM&Aなど、会社や事業部門の経営判断にかかわるような業務に携わりたいと考えています。また、当社は海外売上高比率が高く、海外に関係会社もたくさんあります。私の周りにも、海外赴任経験のある方や外国籍の方がたくさんおり、彼らのさまざまな面に触発されています。いずれは海外に赴任し、現地でのビジネスを肌で感じ、日本との違いをこの目で見てみたいと思います。
Q 最後に、住友化学の魅力はどこにあると思いますか?
社員同士の垣根が低い環境は、当社の大きな魅力だと思っています。先輩と後輩、上司と部下の職階の上下関係はありますが、話しかけづらい雰囲気はまったくありません。こうした風通しの良さのおかげで、仕事をしている緊張感はありつつも、どこかリラックスした雰囲気で働くことができます。また、年次や職種に関係なく自分の考えを提案できたり、上司や先輩からも意見やアドバイスを忌憚なくもらえることで、仕事を進めていく上で好影響をもたらしていると思っています。

One Project

(製品の価格交渉)
    • 1ヵ月目

      ①サプライヤー候補の選定
      (購買チーム・営業部・生産管理担当の部署で会議を複数回実施して決定)

      ②交渉の際に武器となるアイテムを精査し、交渉の戦略を練る
      (交渉の肝であるため入念に行う。数量、サプライヤーの他社情報など精査)

    • 2ヵ月目

      ①サプライヤー候補(複数社)との交渉開始
      (生産数量・品質など要件の確認、こちらの要望も伝える)

      ②サプライヤーから提出された回答の確認

      ③引き続き、サプライヤー候補との交渉
      (自社に有利になるように折衝、サプライヤー候補も絞り込んでいく)

      ④サプライヤー、および製品価格の決定

    • 3ヵ月目

      価格交渉のフィードバック、次期交渉に向け案件の確認、創出

    • PCを打つ手を止めて熟考中。

    • サプライヤーとの商談は和やかに。

    • 上司に提出する資料を何度も確認。