先端材料開発研究所 研究グループ
(分析評価シミュレーション)
Advanced Materials
Development Laboratory
Analysis & evaluation Simulation Group
分析技術を用いて
今まで見えなかった世界を切り開きたい
新領域創成科学研究科 物質系専攻修了
先端材料開発研究所 研究グループ(分析評価シミュレーション) 解析チーム
経歴
2013年
石油化学品研究所 基盤ユニット(解析) 機能・構造解析チーム
ポリオレフィン・合成ゴムを中心とする石油化学製品の構造解析
2016年
先端材料開発研究所 研究グループ(分析評価シミュレーション) 解析チーム
Q 住友化学を志望した理由について教えてください。
自分自身の専門性を生かせると考えたためです。大学では高分子ゲルの膨潤・力学特性と構造に関する実験的・理論的研究を行っていました。また、数学、物理、高分子物理、分析、プログラミングなどの知識や技術を持っており、高分子材料が主要な事業分野の一つである当社に入社すれば、自身の能力を発揮できると考えました。
Q 現在の業務について教えてください。
入社以来、製品や開発品などの分析業務を担当しています。私の所属する部署は、新製品の開発段階において発生する諸課題に対し、種々の分析手法を用いてこれらを解決すること、また課題に合わせ、分析手法自体を開発することを業務としています。これら手法を活用し、製品開発を促進して上市すること、また、さまざまなお客様からのご要望に応えることなどが業務目的です。これらの目的を達成するために、私は試作品などの分析を通じ、性能発現メカニズムの解明や、好ましい分子構造設計、配合設計、加工条件などの提案に向けた研究を行っています。関連する製品は、高分子材料をベースにした自動車向けの材料や各種フィルム・包装材料など、多岐にわたります。
Q 業務のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
分析的な観点から、原因解明や改良の方向性を示すことで、新製品開発や課題解決に貢献し、製品開発を担当する他部署の方から感謝されることは大きな喜びです。また、解析プログラムの作成、大学など外部研究機関との共同研究、最新の分析機器の導入などにより、新しい分析技術が形になることも大きなやりがいにつながります。 さらに、多種多様な材料・製品や分析技術についての知識、思考力、計画力、プレゼン力、指導力などを養えることや、社内外の様々な人とのつながりを持てることも、この業務の魅力の一つです。いろいろな市場について知ることができ、視野が広がっていくのを実感します。
Q 仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
共に働く仲間のために貢献したい、という思いを大切にしています。 開発チームからの分析依頼について相談する際に、既存の手法では対応できない場合もあり、期待に応えるべく何とか対応策を見出そうと日々努力しています。また、職場の仲間からもいろいろな相談を受けるのですが、自分の持っている知識や技術を伝えることで、職場全体のレベルアップも図っています。相手から感謝されるような仕事ができると、お互いに助け合うような関係を築くことができ、正のスパイラルにつながると感じています。一方で、業務一辺倒ではなく、専門性を活かして効率よく業務をこなすことで、プライベートも充実させるよう心がけています。
Q 今後の目標について教えてください。
現在、新しい分析技術を次々と生み出すことに日々挑戦しています。新製品を効率的に開発するためには、性能の発現メカニズムを科学的に理解することが重要だと考えています。この理解が製品性能の飛躍的な向上や、開発期間の大幅な短縮につながると期待できるからです。そしてメカニズムの理解には、まず分析することが必要となります。従来では見えなかった世界が、新しい分析技術を導入することで見えてくることもあります。新たな情報を得るために、日々努力を続けています。 また、製品の最終的な上市には、科学知識のみでは不十分だと感じています。今後は会社の経営や事業をこれまで以上に意識し、必要な知識やスキルを身につけていきたいと考えています。
Q 最後に、住友化学の魅力はどこにあると思いますか?
一言で言うと、「人」です。誠実で自己研鑽に余念のない人が多く、社員のみなさんがそれぞれ、ある分野のプロフェッショナルです。それだけでなく、お互いに助け合う精神を持っていて、忙しい中でも困っている誰かに力を貸そうとしてくれます。私自身もそれでずいぶん助けられましたし、逆に困っている別の誰かに力を貸し、助けたいと思っています。こうした、社員全員の気遣いの気持ちがつながって、当社の歴史になっていると日々実感しています。

One Day

    • 8:00

      始業、上司、同僚と本日の実験内容の打合せ、メールチェックなど

    • 9:00

      研究開発チームのミーティングに参加、開発の課題把握

    • 11:00

      開発の課題解決に必要な分析技術に関する文献調査

    • 12:00

      昼休み

    • 13:00

      他地区の研究開発チームと遠隔会議

    • 14:00

      データ解析と報告会向けの資料作成

    • 16:00

      翌日以降の実験計画の立案

    • 16:50

      退社

    • 実験装置は毎日動作を確認する。

    • 大型機器を用いた解析作業。

    • 顕微鏡で物質の構造を観察。