生産企画
Production Planning
「製造部門の数字を最もよく知るプロ」として
主体的に意見を提案し、業績改善に貢献する
商学部
大阪工場 生産企画部 経理チーム
経歴
- 2013年
- エネルギー・機能材料部門 化成品事業部 マーケティング部
レゾルシンの国内・海外のデリバリー、顧客対応
- 2014年
- エネルギー・機能材料部門 化成品事業部 事業企画部 業績チーム
化成品事業部の業績管理
- 2018年
- 大阪工場 生産企画部 経理チーム
工場の操業計画の策定
- Q 住友化学を志望した理由について教えてください。
- 私は文系出身ですが、理系科目も得意で大学進学時には文理選択で迷う時期もありました。それもあって、当初からものづくりに興味があり、理系の技術職とも深くかかわれるメーカーに絞って就職活動を行っていました。企業研究をするうちに、私たちの生活に欠かせない「縁の下の力持ち」の要素を持っている化学メーカーを志望するようになり、会社説明会でさまざまな会社に出向き、多くの話を聞きました。私たちの生活をこれまで以上に向上させることができる「化学」とかかわる仕事がしたいと思う中で、特に説明会や面接で出会った社員の方々が誠実で、一緒に働きたいと思ったのが当社でした。
- Q 現在の業務について教えてください。
- 現在は、大阪工場の生産企画部 経理チームに在籍し、製造プラントにおける安定的な生産計画の策定を行っています。
業務としては、生産計画の検討や実績管理、原価計算など「査業」と呼ばれる業務に加え、投資・合理化案件の試算、棚卸資産・固定資産の管理、帳簿管理などもカバーしています。業務遂行には長期的かつ大局的な視野と、正確かつ迅速な事務処理能力の双方が必要となります。工場の経理担当は初めての経験ですが、入社2年目以降は、化成品事業部 事業企画部の業績チームに在籍し、事業部における業績予想の作成や報告、および販売方針の改善提案などにも携わっていました。そこで学んだ、会計の知識や数字の感覚を生かしつつ、新たに勉強しながら悪戦苦闘している最中です。
- Q 業務のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
- やはり自分の算出した数字が、経営判断に直結するという責任の重さが大変でもあり、一番のやりがいです。
大阪工場では、製造部門の査業を担当するメンバーに、それぞれ一つずつ製造部署を任され、課のコストに関わることは、年次に関係なく担当者がすべて管理をします。投資をする上で経済的メリットはあるのか、合理化を行う上で一番メリットである注力すべきものは何か、操業計画を変えたら損益にどう影響があるのか、と全て担当者が試算をしています。他と比べても、若いうちからいろいろと任せてもらえる、充実感のある仕事だと思います。
- Q 仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
- 相手の目的や意図を把握し、理解することを心掛けています。
経理の業務は処理する件数が膨大ですが、流れ作業にならないようにしなければなりません。
一つ一つの案件に対して、常に適切な経理処理を行うのが経理の役割です。業務の目的や意図を常に把握して、最適な対応ができるように努めています。
また、特に査業の際には、ただ製造現場の要望を聞き入れるだけでなく、「製造部門の数字を最もよく知るプロフェッショナル」として、自分の意見を主体的に提案することも強く意識しています。
- Q 今後の目標について教えてください。
- 一つの製品やプラント単位での業務が中心ですが、事業部門全体での課題を突き止め、将来起こりうることを先読みし、対応策を講じられるような仕事に携わりたいと思っています。
これまでの業務経験によって、問題を深く考察する思考力と、先を見通す洞察力が身につきました。例えば、ある製品の変動費差損が生じたとき、ただ実態を把握するだけで終わってしまっていたのが、ヒューマンエラーなのか、使用した原料の品質が今までと異なっていたのか、とさまざまな原因を推測するようになりました。こうした力をより大きな規模での仕事に役立ててきたいと考えています。
また、入社当初は営業志望だったこともあり、製品を自ら主体となって世界中に広めることに挑戦したいと思っています。
- Q 最後に、住友化学の魅力はどこにあると思いますか?
- シンプルになりますが、「人」の良さです。
「人」の良さに惹かれたことは、私の入社の大きなきっかけになっていますが、その印象は現在に至るまで全く変わっていません。上司と部下の間に垣根がなく、誰にでも話しかけやすい環境は働く上でも、とても魅力に思います。
上司から積極的に部下に接するような雰囲気もあり、全員が仕事に対して熱心かつ誠実な姿勢で臨んでいます。
風通しが良く人間関係が良好で自分を高めていける環境がある点でも、おすすめの会社です。
One Day
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8:00
出社。メールチェック、月例報告会議の資料作成
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10:00
製造現場に原価差額のヒアリング
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12:00
昼休み
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13:00
経理チーム内での月例報告
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15:00
会議資料作成、合理化案件の試算、固定資産処理など
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18:00
退社
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会議資料の作成は迅速かつ正確に。
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昼食を食べて気分をリフレッシュ。
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製造現場への訪問は欠かさない。