購買
Procurement Dept.
技術系職種に最も近い部署で
製造の基盤となる設備調達を担う
法学部 卒
購買部 資材グループ
経歴
2014年
購買室(資材・千葉)
千葉工場・筑波研究所・三沢工場の工事・物品調達、およびプラントメンテナンス契約の管理・交渉
2018年
購買部(資材・東京)
ファインケミカル分野の機械設備の調達、国内全工場の土木建築工事の契約、輸入契約の管理
Q 住友化学を志望した理由について教えてください。
「世界を舞台にした大規模な仕事がしたい」、それが当社への入社の動機でした。
会社で仕事をして過ごす時間は、人生の中で大きな割合を占めます。
「せっかく仕事に費やすのなら、何か形に残り、誇れる仕事がしたい」と考え、就職活動に取り組みました。
会社説明会に足を運んだ業種は、総合商社、建設業、重工業と多種多様でしたが、その中で素材メーカーにとても興味を惹かれました。一つ一つの設備投資が大規模であり、さらに投資後もその設備を自社で使用し、長期間ものづくりにかかわることができる点は大きな魅力でした。中でも当社は海外事業に意欲的で、実際に大規模な投資を実施しており、「世界中で活躍できるチャンスがより多くある」と思えたため、入社を決めました。
Q 現在の業務について教えてください。
2014年に入社してから、ずっと購買業務に携わっています。
ひと口に購買と言ってもその内容は多岐にわたり、数十円のネジから数億円の大型機器類、製造プラントそのものの建設契約まで、幅広く取り扱っています。購買する物品を大きく分けると、原料と資材の2種類あり、私は一貫して資材の購買を担当しています。製造設備や機器などの購入のほか、建設工事・メンテナンス工事の契約締結も行っています。例えば、ネジが一本足りないだけでもプラントは動かないため、資材の購入には迅速で確実な遂行が求められます。
入社して4年間は、千葉工場に勤務し、主に千葉工場・筑波研究所・三沢工場の3事業所のメンテナンス工事における契約締結や物品の調達を行っていました。
工場の購買部門において最も大きな業務の一つが、SDM(シャットダウン・メンテナンス)のための工事契約の締結でした。これは、工場設備全体を一定の期間停止して行う補修工事のことで、数年に一度実施しています。数十億円単位の大規模なメンテナンスである上、工事が1日遅延しただけで重大な損失につながるため、一定期間の間にすべて終え、期間終了後は必ず操業を再開しなければなりません。購買部は綿密な計画を立案し、実行のために取引先や各部署との交渉、調整を繰り返します。万全の準備をしていても、工事を開始すると思いがけないトラブルが発生するため、気の抜けない業務でもありました。
現在は東京本社の購買部に異動し、工場におけるファインケミカル分野の新規プラント建設契約や機械機器の調達、国内全工場の土木建築工事の契約、輸入業務における契約管理などを担当しています。
Q 業務のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
購買部は、コーポレート部門の中で最も技術系とのコミュニケーションが多い部署です。そのため、工務部や製造部など技術関連の部署との打ち合わせは頻繁で、専門的な踏み込んだ話をすることもしばしばあります。そのためプラントや工事、製造する素材の知識を修得する必要があり、常に勉強をしています。また、工事完了までには、不測の事態が発生することもあり、何事もなく進むことはほとんどありませんでした。苦労が多い分、工事が無事完了して最終的に運転開始できたときは、自分もものづくりにかかわっている一員だということを実感でき、大きな喜びややりがいを感じます。
Q 仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
当社の社員として、住友の事業精神は大切にしています。
特に、「信用を重んじ確実を旨とする」仕事は、購買においても基本だと考えています。千葉工場に勤務していたころ、小さな配管バルブ一つを日本中探し、遠方から即日で届くように手配し、プラントの停止を回避したことがありました。そのとき、製造現場の多くの方々に感謝されたことは今でも忘れられません。大規模な案件での成功ももちろん大切ですが、たとえ小さな案件でもユーザーに寄り添って全力で取り組むことが、信用につながると実感しました。
また、「浮利にはしり軽進すべからず」の精神に基づいた仕事も、常に心がけています。例えば、短期的な利益のみを重視して、品質を伴わない製品を購入することで、プラントの安定操業に影響を及ぼす可能性もあります。仕事を通じて、長期的な視点で物事を考える重要性を日々実感しています。
Q 今後の目標について教えてください。
入社の動機であった「世界を舞台にした大規模な仕事がしたい」という思いを、購買というフィールドで実現させたいと思っています。具体的には、海外の大規模プロジェクトの契約実務に挑戦したいと考えています。
海外案件は、国内に比べて一件あたりの投資額がさらに大きくなり、法制度や文化・慣習の違いもあるため、交渉の難易度も格段に上がります。契約担当の責任も増えますが、その分、仕事のやりがいもより一層強く感じられると思います。購買に携わる者として、是非とも取り組んでみたい業務です。
Q 最後に、住友化学の魅力はどこにあると思いますか?
仕事とプライベートのバランスがとりやすい会社である点が魅力です。
当社は事務系社員の採用人数が少なく、その分、社員一人一人が成長するための土壌が整備されています。私も千葉工場に勤務していたとき、一人の先輩が一年間つきっきりになって、文字通りのマンツーマン体制で仕事のいろはを一から教えてくれました。そのおかげで、まだ浅い年次ながらも規模の大きな仕事を任せてもらっています。
そうした、仕事面での大きな満足はもちろん、プライベートの充実も高いレベルで両立可能です。フレックスタイム制や時短勤務などの制度面での完備もそうですが、何より社員の皆さんが「プライベートも充実させる」との考えを持ち、仕事とのメリハリを上手くつけている印象があります。

One Project

(新規プラント建設の契約)
    • 1~7日目

      購買戦略の立案
      (見積もりを依頼する取引先の選定・契約形態の検討)

    • 8~10日目

      取引先への見積内容の説明

    • 11~18日目

      提出された見積もりの確認・評価
      (購買部と工務・製造など技術関連部署が確認)

    • 19~29日目

      取引先との折衝、見積もりの再提出
      (自社に有利になるように折衝)

    • 30日目~

      取引先の選定終了、契約・発注

      ※規模・金額によっては契約まで1年以上かかるものもある

    • 仕事の段取りを考えながら出勤。

    • 大量の資料を見比べて価格を確認。

    • 打ち合わせは打ち解けた雰囲気で。