物流
Logistics Dept.
社会的責任の大きさを認識し、
全体的な視点に立って物流の最適化を実現する
商学部 卒
物流部
経歴
2015年
物流部
物流部門全体における方針の策定、全体戦略の企画・立案
Q 住友化学を志望した理由について教えてください。
両親がものづくりにかかわる仕事をしていたため、「形あるものを作り、売る」ことを、幼いころから身近に感じており、就職活動に際してものづくりを事業とするメーカーを志望することは私にとってごく自然なことでした。
メーカーの中でも、産業の上流に位置し、社会への責任や影響が大きい素材メーカーに特に魅力を感じていた中に、当社の就職説明会に参加しました。事業で利益を上げつつも、さまざまな産業や食糧生産の根幹となる製品を通じて、社会に貢献する姿勢に強く共感し、こういった理念を持って働きたいと強く思いました。また、学生時代は寮生活を送っており、お互いをよく知ったうえで共通の目標に取り組む環境を非常に楽しんでいたことから、社会人になってからも、採用人数の多くない少数精鋭の会社に入社し、顔の見える関係性の中で仕事をしたいという思いを持っていました。そうした2つの思いを住友化学でならば実現できると確信し、入社を決めました。
Q 現在の業務について教えてください。
入社時の配属は物流部で、現在も同部署に在籍しています。
物流部はその名のとおり、当社の製品や原材料の保管・輸送・荷役・包装・流通加工といった「ものの流れ」全般を担う部署です。事業戦略、製品の特性、顧客の要望など多岐にわたる要素を踏まえながら、最適な輸送手段・包装形態などを選択し、安価・高品質・高付加価値の物流ネットワークを構築することが大きな役割です。
入社1年目は農薬や飼料添加物などの健康・農業関連事業部門の製品に関する物流企画・立案に携わりました。具体的には、新たな物流センターの探索から選定・立ち上げまでの実行、 船会社や物流会社との料金交渉、物流インフラへの投資検討等です。2年目以降はグローバル物流の企画担当も兼務し、当社の全製品に対する船舶輸送運賃、航空輸送運賃の入札業務や、保険会社との貿易保険に関する条件交渉、関連する官公庁への対応業務にも従事しました。
現在は、個々の製品に関連する物流企画ではなく、物流部門全体における方針策定や、グローバル化・安全品質レベル向上・物流情報システムの有効活用などに関する全体戦略の立案を行っています。
Q 業務のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
物流設計は、製品や顧客ごとにカスタマイズする必要があり、かつ規制への適合など考慮すべき点も数多く「同じやり方でできる仕事は一つもない」と言えます。また、社内外の多くの方々との調整も多く、最適な解を導き出すことが非常に難しい反面、自身で考えたことを元として主体的に作りこめる部分が多い業務でもあります。
苦労して作りこんだ物流スキームが実際に動き始め、サプライチェーンの合理化や安定的な製品供給に寄与できることに大きな喜びを感じると同時に、次の仕事へのやりがいとなっています。
Q 仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
化学メーカーの物流部門では、各種産業の根幹となるような原材料や、食糧供給を左右する農薬など、社会的影響が大きな製品を取り扱います。
以前、南米でジカ熱が発生した際、当社の防疫薬が病原ウイルスを媒介する蚊の駆除に有効であったため、緊急で空輸することになりました。しかしながら、輸出時期が一年で最も混雑する年末であったため、航空便のスペース確保がなかなかできませんでした。そこで、数社の取引先に緊急出荷の必要性を説明し、協力してもらうことで、最終的には必要数を期限内に出荷することが出来ました。こうした経験から常に自分の仕事の社会的責任の大きさや、社会にどういった影響を与えているのかを常に意識して、業務に取り組んでいます。
Q 今後の目標について教えてください。
これまで以上に自ら情報を収集し、周りを巻き込んで、自分発のさらに大きな企画にチャレンジし、実現することを目標としています。例えば、近年大きく報じられている、物流人材不足に関して、取引先である物流会社だけに負担を強いるのではなく、当社側でも既存の方法が本当に正しいのか見直し、全体的な視点に立って物流の最適化を行うことで、顧客への安定供給体制の構築と物流会社の負担軽減の両立を検討しています。
Q 最後に、住友化学の魅力はどこにあると思いますか?
「人」です。柔軟な考え方を持ちつつ、論理的な思考であり、また他者への配慮が厚い方が多く、尊敬できる方たちと一緒に働くのは非常にエキサイティングであり、大きなモチベーションになります。そういった「人」が多いため、当社は若手でも提案がしやすく、チャレンジへの理解が風土として根付いており、主体性をもって仕事ができる業務環境であることも魅力的だと考えています。
また、福利厚生面も充実していると思います。仕事と生活は切り離せない表裏一体のものであるため、生活の安定を支える制度が確立しているおかげで、仕事において最大限のパフォーマンスを発揮できるように思えます。この点は、入社前はあまり考慮していませんでしたが、勤めてみて実感する当社の魅力の一つだと思います。

One Year

    • 4月

      新規物流センター建設のための候補地選定

    • 5月

      候補地決定、社内の各部署と確認・調整

    • 6月

      ある製品の生産増強のための物流インフラの投資検討

    • 8月

      航空フォワーダーとの年間航空運賃の入札を開始

    • 9月

      液体品輸送のための移動式タンクの製造の出来上がりを確認するため、生産国である中国に出張

    • 11月

      物流センターの竣工・現場視察・実稼働開始

    • 12月

      船会社との年間海上運賃の入札を開始

    • 1月

      次年度予算の策定

    • 2月

      税関からの監査対応

    • 3月

      損害保険会社との海上貨物保険の料金交渉を開始

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