経理
Accounting Dept.
従来の処理手順や前例にとらわれず
事業の合理化・効率化に貢献する
商学部 卒
経理部 業績報告チーム
経歴
2009年
経理室 税務グループ(※当時の組織名)
決算・業績予想における税金計算、税務申告
2012年
千葉工場 総務部 経理チーム
棚卸資産管理、生産計画策定、原価計算、投資案件の経済性検討
2016年
Sumika Middle East出向
ペトロ・ラービグプロジェクトにおけるアドミニストレーション業務全般(総務・人事・経理など)
2019年
経理部 業績報告チーム
Q 住友化学を志望した理由について教えてください。
大学の学部が商学部だったこともあり、就職活動の当初から経理の仕事を希望していました。また、父の仕事の関係で、幼い頃の数年間をシンガポールで過ごした経験から、「いずれは海外で勤務したい」という思いも以前から抱いていました。そうした希望と合致する企業を探していた私にとって、選択肢の一つとなった業種が化学メーカーでした。中間財メーカーとして社会に広く貢献している点が魅力的でしたし、父がメーカーの技術者だったので、もともと製造業自体に親近感を抱いていたことも大きいです。
化学メーカーのなかでも、住友化学はサウジアラビアのペトロ・ラービグプロジェクトをはじめとして海外展開に積極的で、強く心を惹かれました。そして、説明会や面接で出会った社員の方々の対応がきめ細やかで、自分の話に真摯に耳を傾けてくれたことも、入社を志望した大きな理由です。「未熟な学生に過ぎない自分に対しても、ここまで誠実な対応をしてくれる方々のいる会社で働きたい」、そう思えたのです。
Q 現在の業務について教えてください。
入社してからは、当初の希望通りに経理畑を歩んでいます。まず本社で税金の計算や税務申告などの業務に携わった後、千葉工場の経理チームに異動し、原料や製品の流れや数量を管理する棚卸資産業務や、設備投資の妥当性の判断など、モノづくりの現場に近い位置で実務経験を積むことができました。その後、サウジアラビアに赴任となり、入社前からの夢であったペトロ・ラービグプロジェクトにかかわりました。現地では日本人スタッフが少なかったので、経理だけでなく総務・人事・現地スタッフの教育などのさまざまな業務に携わることになり、それまで経理関連の業務しか経験したことのなかった自分にとって、とても貴重な経験でした。
現在は、東京本社の経理部 業績報告チームに在籍しています。主に管理会計の観点から、各事業部門や関連会社の業績を管理・集計して、住友化学グループ全体での連結決算のための管理資料を作成、それを社内の経営幹部へ報告するのがチームの主な業務です。当社は5つの事業部門と180社以上の関連会社からなる企業グループであり、チーム内では担当する事業部門や関連会社によって業務を分担しています。なかでも私は、健康・農業関連事業部門についての業績管理や社内報告用の連結決算の取りまとめに携わっています。また、それ以外にも年度予算の策定、新たなERPシステムの導入や会計基準の変更などのプロジェクトにも参加しています。
Q 業務のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
現在の業務では、健康・農業関連事業部門の業績を前年度実績、予算などの指標と比較し、分析したものを、会計資料として経営幹部に報告しています。つまり、自分の算出した数字や報告内容が、全社的な経営判断における材料の一つとなるので、この点に責任の大きさを感じるとともに、大きなやりがいにつながっています。
また、一般的に経理というと、「数字を追う仕事」「決算書を作成している仕事」というイメージだけが強いかもしれませんが、現在の部署は、事業部門の各部署の方々から営業取引に関する会計処理などについて相談を受ける、会計・税務面での窓口としての機能も担っています。幅広い知識が求められることはもちろんですが、ビジネスの最前線で行われている業務について、経理という立場から関与・サポートし、大きく貢献できることも大きな魅力の一つです。数字を追うことも、決算書を作成することも経理の重要な仕事ですが、それだけにはとどまらない奥深さ・面白さのある仕事であると、日々実感しています。
Q 仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
「仕事の道筋をイメージすること」を大切にしています。業績管理の業務は、カバーすべき領域が多岐に渡ることから、必ずしも自分一人の知識だけで解決できないこともあり、上司や他部署の専門家に相談をしながら仕事を進めていくことがとても重要です。そこで、業務へ取りかかる際には、まず「ゴールは何か」「いま把握していることは何か」「わからないこと・相談すべきことは何か」を整理したうえで取り組むよう心がけています。
仕事は自分ひとりで完結するものであれば別ですが、経理の業務はさまざまな部署・事業部門とかかわるもの。自分のミスや業務の滞留はチーム内にとどまらず、多くの方々に迷惑をかけてしまいます。そのため、業務の正確性・速度を担保するために、仕事の要点を整理する作業は非常に重要です。
また、経理の仕事は相談される側の立場になることも多いですが、この場合も同じです。相談相手の立場に立ち、「ゴールは何か」「いま把握していることは何か」「わからないこと・相談すべきことは何か」をイメージしたうえで相談に臨むことが大切だと考えています。
Q 今後のキャリアプランについて教えてください。
これまで、本社での税務の業務にはじまり、千葉工場、海外駐在、そして現在の本社での経理業務と、さまざまな部署で経理の実務経験を積み重ねてきました。バックグラウンドが異なる方々とともに仕事を重ねていくなかで、相手の立場を踏まえて経理としての主張をわかりやすく、かつ論理的に伝えるスキルを身につけることができ、多くの部署・事業部門との調整能力が求められる現在の業務で大いに役立っていると感じています。
こうした自分の特性を生かし、当面は現部署で引き続き貢献したいと考えていますが、一方で会計や税務関連の専門知識をさらに習得する必要性も痛感しています。将来的には経理のスペシャリストとして、各事業部門のサポートにとどまらず、新規事業の立ち上げや海外事業会社において、コスト面での合理化など、会社の収益そのものに貢献できるような存在になりたいと考えています。
Q 今後、住友化学で挑戦したいことを教えてください。
日々の経理の仕事のなかで、従来の処理手順や前例にとらわれずに柔軟な発想を持ち、既存の業務の進め方をより効率的にできないかということを常に意識してきました。特に、新型コロナウイルス感染症が流行して以降、企業を取り巻く経営環境はめまぐるしく変化しています。
経理部としても、これまでの仕事の前提を見直し、完全ペーパーレス化・オンライン化を推進していく必要があります。今後は自らの新たな提案により、組織単位での大きな経理業務改革につながるような、本質的な仕組みづくりに携わっていきたいと考えています。
Q どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?
当社は、時代に合わせて新たな取り組みを柔軟に取り入れる寛容さがあり、それが社員のワークライフバランスに反映されています。制度の面をみても、フレックスタイム制や時短勤務、リモートワークなど、非常に充実していると思います。
経理部では四半期決算や1~3月の予算編成時期が主な繁忙期となっているので、「その時期を避けて休めるうちに休もう」という雰囲気が部署内にあり、実際に多くの社員が実行しています。また、上司からも積極的な有給消化を推奨されているため、プライベートとの両立がしやすく、常に心身ともにリフレッシュした状態で集中して業務に臨めるという、メリハリのある働き方を実現できる環境にあると感じています。

One Year

    • 毎月

      健康・農業関連事業部門の月次業績レポート・連結決算レポートの作成

    • 1・4・7・10月

      四半期決算公表のための数字取りまとめ

    • 1・2・3月

      次年度予算の作成

    • 数値の入力・算出は慎重に行う。

    • 仕事で曖昧な点の質問は簡潔に。

    • 会計面での相談は日々絶えない。