法務
Legal Dept.
法務の専門家として能動的・主体的に
事業部門のビジネスを後押しする
法学部 卒
法務部 課長補佐
経歴
2008年
法務部 事業支援チーム 基礎化学部門担当
(コンプライアンスチームにも並行して所属)
2010年
法務部 事業支援チーム 情報電子化学部門/精密化学部門担当
2012年
法務部 事業支援チーム 石油化学部門担当
2013年
Sumitomo Chemical (Asia Pacific) Pte. Ltd.出向(現:Sumitomo Chemical Asia Pte.Ltd.)
Regional Legal and Compliance Office
2017年
法務部 事業支援チーム 石油化学部門/健康農業部門担当
2020年
法務部 事業支援チーム 情報電子化学部門/エネルギー・機能材料部門担当
Q 住友化学を志望した理由について教えてください。
就職活動を通じてさまざまな業界の会社を知るうちに、「研究・開発したものを製造し、販売する」という、ものづくり企業の地に足の着いた実直さが好ましく感じられて、製造業を志望するようになりました。また、その実直さが自分の性格にも合っているとも思いました。なかでも化学メーカーは、一つの素材がいろいろな製品の原材料として使われるという事業の裾野の広さが魅力的で、この業種を中心にエントリーしました。
その中で住友化学を選んだ理由は、まず海外売上比率が高いことなど、海外での事業を積極的に行っていることです。成長性の高さを感じましたし、学生時代に語学留学を経験し、海外勤務の希望を持っていました。
もう一つが、社員の方々の人柄です。選考やOBOG訪問を通じてたくさんの社員の方と話す機会がありましたが、総じてとても真面目で、学生一人ひとりに真剣に向き合う姿が印象的でした。真摯で誠実な方々の集合体であるこの会社に好感を抱き、入社を決めました。
Q 現在の業務について教えてください。
当社の法務部が担う仕事は、契約やプロジェクトのサポート、紛争処理、クライシスマネジメント、コンプライアンス、ガバナンスに関する業務など多岐にわたります。私が入社以来所属している事業支援チームでは、事業部門ごとに担当が分かれており、各々のビジネスに精通したうえで法的観点からのサポートを行っています。
また、以前所属していたコンプライアンスチームでは、社内でのコンプライアンス遵守の周知・定着を図るための、全社的なコンプライアンス研修やマニュアルの作成・更新などに携わっていました。
その後、シンガポールでの海外駐在を経て、再び事業支援チームへの配属となり、現在は情報電子化学部門およびエネルギー・機能材料部門における契約やプロジェクトのサポート、紛争処理を担当しています。
Q 業務のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
法務の仕事と聞くと、「依頼を受けてから、契約書の作成や契約書面のチェックを行う仕事」という印象が強いかもしれませんが、実際の業務はそれだけではありません。
当チームでは、売買契約、秘密保持契約、ライセンス契約、M&A、その他プロジェクトといった大小さまざまな案件について、法的観点から「何が最適解か」を検討し、事業部門の判断を文字通り「支援」する役割を担っています。
そのため、各案件のスキーム・方向性決定の段階から参画し、事業部門と二人三脚で模索していくこともしばしばです。外部の弁護士事務所やプロジェクトの現場、ときには契約相手のところなど、国内外問わずいろいろな場所へ足を運び、積極的に動いて業務を遂行します。
実際に、数年前に担当したインドでの大規模なライセンス案件では、事業部門の方々と契約について日々議論を交わし、外部弁護士とも検討を重ねつつ、約一年弱にわたる期間の中で現地に数度赴いて、契約相手と直接の契約交渉を行いました。
間接部門ではありますが、ビジネスの最前線で能動的・主体的に動き、事業部門の判断に深くかかわることのできる点が、この仕事の大きなやりがいです。
Q 仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
上述したように、法務部は事業部門のビジネスをサポートする役割があります。しかし、事業案件の審査を担う部署として、法令遵守やリスクマネジメント等の観点などから、どうしても「NO」という厳しい判断を下さなければならない局面も少なくありません。
そうしたとき、ただ単に「NO」と言って終わるのではなく、「事業部門が何を達成したいのか」「その達成のためにどうすればよいのか」をヒアリングし、幅広い議論を重ね、前向きに代替案を一緒に検討することを大切にしています。事業部門が最初に想定していたことに最も近い、あるいはより良い対応としてどのようなことが可能かを一緒になって考えて、成功を実現できたとき、法務担当者としてとても嬉しく思います。
Q 住友化学に入社して、印象的だった仕事は何ですか。
いろいろありますが、やはりシンガポールでの海外駐在がもっとも印象的です。同国にある、当社のアジア・太平洋地域における統括会社に法務・コンプライアンスチームを立ち上げ、同国はもちろん、マレーシアやベトナムなど周辺地域の関連会社も含めた法務関連の業務を統括していく体制を一から構築すること、それが私の所属するチームに課せられた任務でした。
日本の法務部からは私が唯一の赴任者で、現地社員の方々とともに組織をつくり上げていく過程は、まさに試行錯誤の連続。失敗も多かったですが、周囲を巻き込みながら主体的に動くことができるようになり、与えられた業務を処理する「若手社員」から脱皮するきっかけとなった経験でした。
Q 今後の目標について教えてください。
比較的若い年次のときに海外に駐在し、チームの立ち上げや現地社員との協業、他国拠点との調整などを経験してきた実績を生かして、今後もグローバルな業務に携わっていきたいと思います。また機会があれば、別の海外拠点において、前回の駐在とは異なった立ち位置で、人材マネジメントも含めた海外での法務面でのサポートを担当したいと思っています。また、日々の業務においては、課長補佐という実務面での責任を負う役職になったこともあり、今までにも増して専門性を高め、より大規模なM&Aやプロジェクトに多くかかわっていくことが目標です。
Q どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?
土日などのプライベートでは、家族との時間を大切にしているほか、大学時代からの友人や、シンガポール時代に現地で知り合った方など、社外でのつながりも大事にしています。こうしたプライベート面の充実を図ることのできる環境で働けていることに、大変感謝しております。
なお、職場の同僚も取得しているように、私も子どもが生まれる際に出産サポート休暇を取得しました。これは育児休業とは別に、配偶者が子を出産する予定の男性社員が、出産当日を含む連続5日以内の期間で休暇を取得できる、いわば男性向けの産休制度です。社員一人ひとりの事情やライフステージに合わせた、手厚い福利厚生制度が整備されていることは、住友化学の大きな魅力だと思います。

One Day

    • 9:00

      出社、メールチェックおよび予定確認

    • 10:00

      部内チームミーティング(プロジェクト案件の進捗状況の報告・共有など)

    • 12:00

      社員食堂で昼食

    • 13:00

      契約書レビュー

    • 14:00

      海外拠点とのウィークリーアップデート

    • 15:00

      進行中のプロジェクトについて、事業部門とディスカッション

    • 16:00

      弁護士事務所とのリモートミーティング

    • 17:00

      社内講習会の資料作成

    • 18:00

      退社

    • 過去の記録や事例も重要な情報源

    • 日常の会話の中にも仕事上のヒントが

    • 書類作成には常に専門性と正確性が求められる