工業化技術研究所 研究グループ(愛媛プロセス)
INDUSTRIAL TECHNOLOGY&RESEARCH LABORATORY PROCESS TECHNOLOGY GROUP(EHIME)
自分のオリジナルプロセスで
事業に貢献したい
工学系研究科 化学システム工学専攻修了
工業化技術研究所 研究グループ(愛媛プロセス)
経歴
2010年
工業化技術研究所 研究グループ(愛媛プロセス)
家庭用防疫薬の原料の生産プロセス変更(2010年~2012年)
スーパーエンジニアリングプラスチックの開発(2010年~2012年)
2013年
工業化技術研究所 研究グループ(愛媛プロセス)
汎用プラスチック原料の新プロセス開発(2012年~2014年)
2015年
工業化技術研究所 研究グループ(愛媛プロセス)
化成品原料の生産プロセスの合理化(2015年~)
2016年
工業化技術研究所 研究グループ(愛媛プロセス)
同上合成用触媒の改良プロセス検討(2016年~)
Q住友化学を志望した理由について教えてください。
新たな製品の生産プロセスの開発を重視していている点です。私の出身学科の卒業生の進路は、総合化学会社を含む素材系、石油製品系、エネルギー系(電力、ガス)、エンジニアリング系が中心です。私は、化学プロセスの開発に携われるかどうかを重視していたため、総合化学会社を選びました。 その中で、最終的に住友化学に決めた理由は、シンガポール、サウジアラビア(ラービグ)など海外に積極的に進出していくチャレンジングな姿勢に魅力を感じたからです。
私の就職活動時には、ラービグ第1期計画が大々的に取り上げられており、会社としての今後の大きな可能性に興味を抱き、入社を決めました。
Q現在の業務について教えてください。
入社から現在まで、新製品のプロセス開発、既存製品のプロセス合理化に携わっていますが、新規プロセス・プラント業務に魅力を感じています。特に印象深かったのは、入社して最初に担当した、家庭用防疫薬に用いる原料のプロセス変更です。 前半プロセスと後半プロセスが別プラントであったのを、レシピ変更し全工程を同一プラントで製造する合理化でした。ラボ実験やパイロット実験でデータを取得した上で、自分がプロセス設計したプラントのスタートアップを入社2年間で経験し、大きなトラブルもなく立ち上げることができました。また後に担当した汎用プラスチック原料の新プロセスの開発も同様に、思い出深い業務でした。パイロットプラントを先輩とともに設計し、化学工学エンジニアとしての実力が非常に向上したと実感出来た時期でした。
Q業務のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
私が担当している工業化研究は、研究開発における最終ステージです。顧客や市場に製品を送り出すところまで携わることができるところは、大きな魅力です。自分が開発した製品が実際に世の中で使われていることは、非常に嬉しく、大きなやりがいにつながります。また、たくさんのパートナーと協力して研究開発を進めていくことにも醍醐味があります。担当者一人一人の専門分野が異なるため、お互いが長所を発揮しながら課題を解決していくことが成功につながります。到底解決できないような難しい課題をパートナーと協力して乗り越えたときは、自分ひとりで解決するよりも達成感がより大きくなります。
Q仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
「同僚のピンチには真っ先に駆け付ける」ことを心がけています。 研究開発は、先に述べたように、自分だけでは解決できないような難題に取り組まなければなりません。そんな時に、誰かにちょっとしたヒントをもらえる、誰かがほんのちょっと手伝ってくれることで救われるケースが幾度となくありました。相手に取っては些細なことで覚えてもいないことであっても、助けられた側にとっては非常にありがたい出来事です。そのため、たとえテーマが異なっていても、同僚が困っているときには、最優先で向き合うように心がけています。
Q今後の目標について教えてください。
「自分のオリジナルプロセスで事業に貢献する」という目標に向けて、幅広い業務スキルの習得を心がけています。専門分野である化学工学や物理化学の知識だけでは不十分で、機械・電気・制御工学、安全工学など、挙げればキリがありません。また、実験技術、プラントオペレーションを理解しておく必要もあります。外国人とのコミュニケーションに必要な英語能力、他国文化への理解も必要となります。これらは、一朝一夕では習得できません。日々の業務や自己学習を通して能力を高め、オリジナルプロセスの開発というチャンスをものにしたいと思っています。
Q最後に、住友化学の魅力はどこにあると思いますか?
私はこれまで、何度もピンチに見舞われていますが、そのときにいつも社内の誰かの助けによって救われてきました。これは、私だけではないと思います。誰もが周りに助けられ、また逆に、知らないうちに自分が助けていることもあるのではないかと思います。こうした、「仲間を大事にして、困ったときには必ず助ける」という当社社員の姿勢は、非常に住友化学らしいと感じています。魅力でもあり、入社してよかったと実感する点の一つです。

One Day

    • 8:00

      チームミーティング(実験作業手順、安全ポイントに関する事前確認)

    • 8:20

      実験に立会ってデータ取得状況確認、装置内の現象確認

    • 9:20

      データ整理と解析、その他メールチェック

    • 12:00

      昼休み

    • 12:45

      チームの安全ミーティング(愛媛地区全体で取り組んでいる安全に関する活動)

    • 13:00

      技術検討(プロセスシミュレータを用いた蒸留塔の設計など)

    • 15:00

      実験の解析結果に基づく翌日以降の実験計画作成およびミーティングなど

    • 16:35

      退社

    • ミーティングで実験情報を共有。

    • 実験の前に装置を丁寧に確認。

    • 同僚との議論はいつも白熱する。