社員一覧
-
China
- Maeno Yuji
前野 友志 - 2011年4月
入社
- Maeno Yuji
-
U.K.
- Tanabe Yusuke
田辺 佑輔 - 2012年2月
経験者採用
- Tanabe Yusuke
-
Taiwan
- Ishida Yasuhito
石田 康仁 - 2008年4月
入社
- Ishida Yasuhito
-
Thailand
- Yamamoto Yuya
山本 裕也 - 2006年4月
入社
- Yamamoto Yuya
-
India
- Miyajima Yuya
宮島 裕也 - 2002年4月
入社
- Miyajima Yuya
-
Singapore
- Matsui Daisuke
松井 大典 - 2009年4月
入社
- Matsui Daisuke
- Maeno Yuji
- 前野 友志
- China
- 住化電子管理(上海)有限公司
事業企画本部 企画部
(兼)事業企画本部 事業開発部
住化電子材料科技(上海)
有限公司 (企画)
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
- 住化電子管理(上海)有限公司は中国で展開する情報電子化学部門13社の営業および地域管理機能を統括しており、その中で事業企画本部は、グループ各社への支援やグループ全体の経営管理、中国国内における新規事業のスタートアップ支援などの役割を担っています。その中で私は、毎月の業績報告や年度予算の作成などを通じて各社およびグループ全体の課題を把握し、関係各所と連携しながら、どのような手段で、いつまでに、どのように解決を図るかを検討し、マネジメントする実務担当者として日々の業務に従事しています。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
- もちろん言葉や文化、業務のスピード感や進め方に違いはありますが、働き方自体に大きな違いはないと感じています。私自身、大学在学中(2009年から約1年間)に上海に語学留学をしたことがあるのですが、現在の中国はその時とは比べ物にならないくらい進歩しており、生活ツールに至っては日本よりも進んだ面もあると感じています。それが働き方の違いを感じない要因になっているのかもしれません。過去10年間でこの変化ですから、今後10年間はもっと大きな変化がこの国で起きるのではないかと予感しています。顧客に最も近い場所で働くスタッフの1人として、その変化を誰よりも早くキャッチすることを心がけて、日々の業務に取り組んでいます。
- Tanabe Yusuke
- 田辺 佑輔
- U.K.
- Planning and Administration Manager
Sumitomo Chemical (U.K.) Plc.
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
- 家庭用殺虫剤や農薬の有効成分などを販売する会社にて働いています。主な仕事は経理・財務ですが、20名程度の小さな会社であり、ITや一部の総務、人事業務も担当しています。営業や製品登録等の仕事に関わる方々が持てる力を充分発揮できるようバックオフィスからサポートすることが私の役割です。また、経理・財務の欧州地域統括、英国内グループ会社税務の統括も担当しており、グループ会社における共通課題に取り組んだり、日本の本社との円滑なコミュニケーションをサポートする役割を担っています。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
-
特にコミュニケーションが日本と海外で異なると感じています。
まず、普段のコミュニケーションが母国語ではない英語になるので、対面のコミュニケーションは聞く、話すに集中せざるを得ず、筋道を立てるなど考えて話すこと等に注意が向かないようになる点は難しく感じています。
また、日本ではマニュアルを用意したり、簡潔にメールで依頼すれば、その通りに業務を遂行する人が多い傾向にありましたが、海外では、自分の考えに基づいて業務を遂行する人が多い傾向にあると感じています。手順を伝えるよりも理解に重きを置かないと、業務が思いもしなかった方向に進んでしまう事もあります。逆に一度理解すれば、言われたことだけでなく、積極的に業務を進める人もいるという印象を受けています。
- Ishida Yasuhito
- 石田 康仁
- Taiwan
- 住華科技 經營企劃室
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
-
私は、世界のICT産業発展を支える情報電子化学部門の台湾における事業会社、住華科技で経営企画の仕事をしています。
住華科技は、台湾および中国大陸の顧客向けに、液晶ディスプレイや半導体に使用される材料の開発、製造、販売を行っており、売上高ならびに人員は相当な規模をもつ情報電子化学部門における中核会社の一つです。 住華科技は、歴史も規模もあり、日本語が堪能なスタッフも多く、日々の業務の大部分はローカルスタッフの力で運営可能です。また彼等は専門性も高く、プライドをもって真剣に仕事に取り組んでいます。海外では、ローカルスタッフと同じ仕事をするだけでは、高い評価につながらないということを念頭において働く必要があります。
また、現地の良いところと、日本の良いところ生かし、掛け算する気持ちを常にもって、現地の事情や考え方を真に理解、尊重するとともに、自分の考えは丁寧に根気よく伝え、相互理解と信頼関係を地道に積み重ねていく努力が、とくに必要になると思います。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
- 私が働く会社は、歴史も規模もあり、日本語が堪能なスタッフも多く、日々の業務の大部分はローカルスタッフの力で運営可能です。また彼等は専門性も高く、プライドをもって真剣に仕事に取組んでいます。海外では、ローカルスタッフが出来る仕事をしても、高い価値は生みだせないということを念頭において働く必要があります。また、海外現地の良いところと、日本の良いところを活かし、掛け算する気持ちを常にもって、現地の事情や考え方を真に理解、尊重するとともに、自分の考えは丁寧に根気よく伝え、相互理解と信頼関係を地道に積み重ねていく努力が、海外ではとくに必要になると思います。
- Yamamoto Yuya
- 山本 裕也
- Thailand
- Sumika Polymer Compounds (Thailand) Co.,LTD.
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい
- 自動車の部品などに使用されるポリプロピレンコンパウンド製造販売会社で品質管理及び材料技術を担当しています。品質管理については品質管理の国際規格ISOに則った組織運営や生産現場との連携による製品の品質管理レベルの向上と安定に努めています。材料技術については顧客に対する技術サービスや新製品の開発を推進しています。開発としては主にお客様とコミュニケーションをとりどのようなニーズがあるのか聴取し、そのニーズに対して製品の設計、試作および顧客評価、量産化への開発プロセスを計画、推進しています。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
-
共に働く同僚はタイ人ですので、コミュニケーションは重要です。
言語については業務では英語でのコミュニケーションが基本となりますが、双方にとって母国語ではないため、お互いの意思疎通を図るための会話には注意しています。また、相手の言語(タイ語)、文化や慣習を知ることで、より良いコミュニケーションをとれるように努めました。 また、日本よりも少ない人員で業務を担うことになりますので、業務範囲が広く、これまで関わってこなかった業務もあります。最初は学ぶことも多く慣れるまでに時間がかかりました。
- Miyajima Yuya
- 宮島 裕也
- India
- 住友化学インド
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
- 住友化学インドは、人口増加と経済発展が目覚ましいインドにおいて、農薬および家庭用・防疫用殺虫剤の製造・販売、飼料添加物の販売を行っております。主な業務内容は、各事業の製造・販売・損益計画、3年ごとの中期計画や工場での投融資計画をとりまとめ、実績との対比を通して見えてくる課題に対して適切な対策を講じ、事業の成長につなげることです。また、社内の日常の運営における現地スタッフへのサポートや、中・長期的なプロジェクトのサポートなども重要な業務となります。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
- インド人のスタッフに囲まれて業務しておりますが、それぞれが確固たる考えを持って日常業務に取り組んでおります。そのため、こちらから依頼や指示する際には、意図をはっきりと示し、納得してもらう必要があります。日本で働いていた時に比べて、根気が必要となる場面が格段に増えました。ただ、インドのスタッフは皆モチベーションが高く、新たな領域にも積極的にチャレンジしようという姿勢を持っていますので、一度納得すれば、高いレベルで迅速に業務をこなしてくれます。また、議論好きで、積極的な発言を求めてきますので、会議等ではなかなか気が抜けません。
- Matsui Daisuke
- 松井 大典
- Singapore
- Manager, Animal Nutrition, Sumitomo Chemical Asia Pte Ltd
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
- 東南アジア・オセアニア市場を対象として、飼料添加物メチオニン「スミメット®」の販売を担当しています。メチオニンは家畜の成長に必要不可欠な必須アミノ酸の一種で、主に養鶏飼料に添加される製品ですが、人口増加や経済成長に伴う食肉需要の増加を背景として、この地域は特に成長性の高い市場の一つとされています。私は、シンガポールを拠点に、販売拡大に向けた市場調査や販売計画の立案、それに基づく営業活動を行っています。また物流や品質に関する顧客支援も重要な業務の一つです。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
- 東南アジア・オセアニアと一口にいっても、言語だけでなく、文化や商習慣はさまざまです。シンガポールは多民族国家のため、職場にさまざまな人種、バックグラウンドを持つ同僚がいます。国籍や文化でひとくくりに出来るものではないですが、率直に意見を発信する人が多い印象です。そのためか、会議の席でもいろいろな意見が出ますが、納得いくまで議論し、相互理解を深めることで結論を出しています。目標に向かって楽しく情熱を持って仕事することを心がけています。
- Yada Hiroyuki
- 矢田 浩之
- Belgium
- 住友化学ヨーロッパ
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
-
住友化学ヨーロッパは地域統括会社として、ヨーロッパを中心にトルコやアフリカまでを担当しており、対象となる関係会社は15社あります。私は人事担当として、住友化学のグローバル人事施策が確実に実施されるよう関係会社をサポートしたり、地域内のさまざまな人事課題について、関係会社各社や本社と連携しながら解決していくことが主な仕事です。日本と各関係会社、また各関係会社間をつなぐ橋わたしとなるのが私の役割だと考えています。
また、担当地域内には住友化学から出向している社員が約20名いるため、域内の海外赴任者のケアやサポートも重要な仕事の一つです。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
-
ヨーロッパと一括りに表現しますが、言語や民族も違うため実際はとても多様性に富んでいます。住友化学ヨーロッパの社員の出身国はさまざまですし、域内関係会社も多岐にわたります。加えて個人の価値観も多様なので、仕事を進めていく上では、「こうだろう」という思い込みや「こうあるべきだ」という先入観などを極力排除しお互いに意見を交換して議論を深めていくことが大切だと感じています。
また、当社が50名ほどの小さな会社であるためか、日本と比べて個人の裁量が大きいと感じています。自らスケジューリングをして主体的に仕事を進めていくのはもちろんのこと、同僚の出張や休暇も考慮し、相手のスケジュールにも十分気を配りながら仕事をすることを心がけています。
- Nakashima Yosuke
- 中島 陽介
- U.S.A.
- SUMITOMO CHEMICAL AMERICA,INC. Corporate Venturing & Innovation Office
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
- コーポレート部門に所属し、新規事業創出を最終目標に米国の大学・スタートアップ企業が開発する新規技術・事業を探索し、共同研究や協業機会をコーポレート部門や各事業部門にプロアクティブに提案することがミッションです。現地ベンチャーキャピタル、調査会社、カンファレンスなどから月に100-150件程のスタートアップ企業の一次情報を得て、それらを当社既存事業にとって、大きな影響を及ぼすか、シナジーが見込めるか、もしくは全く新しい事業機会になり得るかの3つの評価軸で絞り込みます。そのうえで候補になるスタートアップ企業などと電話会議や実際の訪問を繰り返し、コアな技術情報と経営者の人となり、会社の勢いなど生きた情報を得ることに努めています。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
- 基本的に、現在の私の仕事は、日本と海外で大きな働き方の違いはないと感じています。ただ、強いていえば、米国では組織よりもより個人の意見が尊重される風土が強いこと、そして多様性を受け入れる懐の深さを感じます。逆に言うと、あるテーマに対して自分の意見や考えがないと議論に参加することができません。日本にいたときよりもブレインストーミングのように個人の意見をぶつけ合う会議スタイルが多く、私の仕事においては、大学教授やスタートアップ企業の経営層と対等に議論するためには、どれだけ自分が彼らにとって価値あるアイデア・意見を持っているかが重要になります。また、実質的で、あいまいさを嫌い、可能な限り、明確な目標とそれを達成するための明確なアプローチを設定することが好まれる傾向が強いと思います。
- Lee Jung Eun (Angela)
- 李 貞恩(アンジェラ)
- U.S.A.
- SUMITOMO CHEMICAL AMERICA,INC.
Manager, CSR, Logistics & Procurement
Regional Headquarters in Americas
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
-
CSRの業務では、国連や国際機関との連携窓口として、日々の連絡業務や住友化学アメリカ(SCAI)が加入している国連グローバルコンパクトなどの活動に積極的に参加しています。
また、社内共有をする際は、国際社会のトレンドや課題を把握し、住友化学アメリカ(SCAI)の関わり方や方向性についての議論に生かしています。
また物流・購買の業務では、アメリカ地域の各グループ会社の担当者と連携し、地域連絡会などの情報共有の場を企画したり、シェアードサービスなどのシナジーを生み出す機会を継続的なコミュニケーションを通じて模索しています。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
-
アメリカ駐在前、「海外で働くとより幅広い仕事ができる」と言われましたが、確かにそうだと日々実感しています。
仕事のオーナーシップや責任に対して、間違ってもいいから自分のやり方で挑戦させてくれる上司に囲まれて業務を遂行しています。
それは、日本の働き方としても該当するかもしれませんが、住友化学アメリカ(SCAI)には自発的に仕事をしながら、より自分が成長できる環境が整っています。
また、アメリカでは仕事に対しての判断、承認プロセスが既に構築されており、仕事の進みがとても速いことにも、やりがいを感じています。
- N. T.
- Saudi Arabia
- IR Officer
Secondment & Schools Affairs Section,
Industrial Relations,
Rabigh Refining & Petrochemical Company
- 現在の海外での仕事内容について教えて下さい。
- Rabigh Refining & Petrochemical Company (PRC)では赴任者の業務・生活全般をケアするSecondment & Schools Affairs (SSA)に所属し、出向者のミッションである、①PRCの操業・運営の安定化、収益向上のサポートおよび②PRC現地採用の従業員へ技術・知識・ノウハウの移管、に赴任者が注力できるようサポートに努めています。日本であれば業務がチームごとに細分されていますが、海外事業所であることからほぼ全ての人事業務を少人数で担当しており、住友化学およびPRC、両社の人事規程・ルールに関する知識・コミュニケーションスキル・対人関係ノウハウを持つ必要があります。また、適切な対応を即座に判断して実行することが求められるため、人事的なKnowledgeの体系的な蓄積が必要不可欠です。それだけに、多事多端な状況にありますが、非常にやりがいのある仕事です。
- 日本と海外での働き方の違いを教えてください。
- 仕事のベースとなる部分で、日本とサウジアラビアで大きく異なることは無いように感じます。挨拶をし、礼儀をわきまえ、相手を敬い、自分の担当はここまでと壁を作らず、常に当事者意識や責任感を持っていれば、国籍、文化の違いを問わず困っている時には手を差し伸べてくれますし、自然と周りに人が集まってきます。一方で、仕事のプロセスは「郷に入っては郷に従え」ということが必要だと感じます。例えば、日本とは異なり、仕事の役割分担や業務の境界線についての意識が高い傾向にありながら、担当範囲が明文化されていないことなどが挙げられます。日本の常識でものごとを考え、日本と同じように仕事を進めようとしてもうまくいかないことが多く、日本人なりのやり方を彼らが受け入れ易いようなカタチに変換し、実際にやってもらうことが大切です。サウジアラビア人は計画的に物事を進めるのが苦手、と日本人はネガティブに受け取りがちですが、即断即決で物事を進め、コレと決めたら短期間でしっかりカタチにする点など、見習わなければと思うことも多々あります。